ADHDの時間感覚と対策

ワタシの特性

こんにちは。

ふみです。

今回は、私の時間感覚についてお話ししたいと思います。

はじめに

私が日常生活でよく経験する時間感覚の課題を例にあげます。

  • 待ち合わせは平均25分到着が遅れがち

出発時間は把握していても、30分前は余裕を感じ、

20分でもまだ余裕を感じ、10分前は少し気になる程度。

そして2分前になって焦り始め、気が付けば出発が10分遅れてしまいます。

もし、電車の遅延や道路状況に影響が出るなどのトラブルが重なると

余裕で25分遅れてしまうのです。

  • 所要時間がザル

5分間でできる作業量、10分間の作業量、30分間、1時間・・・

どれもだいたいが見誤ってしまう。

  • タイマーを無視する

10分間タイマーをかけて作業を始めるものの、タイマーが鳴ってもやめられず、

気が付けば40分経過しているなんてことも・・・。

失敗例ばかりになるのも、ADHDあるあるなのかもしれませんが

ここからは、脳内でどんな処理が行われているのかを紐解きながら、対策を考えていきたいと思います。

脳の中は?

時間は、出来事の前後関係や変化を意識して認知される目に見えない抽象的な概念です。

ADHDの特性がある人には、この抽象的な時間の概念は、とてもイメージしにくいのです。

さらに、脳内の神経伝達物質のドーパミンの分泌不足でやる気が起きにくい状態にあります。

また、運動、感覚、情動に関与する大脳皮質と、

実行、学習、習慣化、動機付けや意思決定に深く関与する大脳線条体の機能が

うまくかみ合いません。

そのため、

  • 計画の先延ばし
  • 未来の時間的な見通しが立ちにくい
  • 過集中
  • 時間の歪み

が、社会生活における遅刻などの困りごととしてあらわれます。

私の対策

ADHDの特性は、個人の努力不足ではなく脳の機能によるため、

物理的・環境的な工夫が効果的です。実際、私も以下の方法をとっています。 

  1. アナログ時計の活用

針が動くアナログ時計は時の流れの可視化に最適です。

残り時間が色で分かる「タイムタイマー」もおすすめ。

  1. タイムログの記録

実際の作業に何分かかったかを記録し、予測と現実のズレを認識します。

私の場合は、朝の家事(食器洗い、リビングの掃除、洗濯物干し)をタイマーで計測し、2~3日繰り返し平均を確認しました。

そうすることで、朝の家事のスケジュールに誤差が減りました。

  1. タスクの細分化とリマインダー

作業を小さな単位(10~25分単位など)に分け、アラームを複数回設定して、こまめに時間を確認。

  1. 「余裕」を予定に組み込む

「10分前着!」ではなく、25分間のズレも予定に組み込んで、遅刻経験を減らせます。

「約束に間に合った経験」はとても自己肯定感が上がる気がします。

おわりに

脳の機能による特性が日常生活に影響を及ぼし、

失敗体験を重ね続けて自己肯定感が低くなってしまうのですが、

そんな自分にもこの世界に与えられた価値があると信じ、

自分をむやみに責めることなく、赦していけたらと思います。

もちろん、当事者の努力あってのことなので、誰かに迷惑をかけてしまう時は

実行可能な範囲で、まずは仕組みを整えていく

自分だけの「ワタシノトリセツ」を作っていきましょうね。

     

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